コラム【モチベーションの話】

【コラム〜内発的モチベーションの高め方〜】

いつもお世話になっております。

高木です。

本日はモチベーションについて書いてみようと思います

意外と見落とされがちなモチベーションですが、私自身塾で生徒を見たり、以前高校教員として勤務している際にも、モチベーションと中長期で見た学習成果はある程度比例していると感じることが多々ありましたので綴ってみようと思います。

●外発的モチベーションとの違い

外発的なモチベーションとは、例えば「テストで〇〇点を取ったら、お小遣いを〇〇円あげる」のように、外からの報酬によって、学習意欲が刺激されるということです。(報酬・恐怖・罰則などが外発的動機になります) これが全て悪いというわけではなく、例えば最初は外発的動機だったものが、内発的なものに変わっていくということは起こり得ると思います。 即効性があり、短期で結果が得られる代わりに、長期的な持続力は低いと言われています。 私たち大人も、誰かに叱られるからやる・何か貰えるから実行する と言うことで本質的にモチベーションが上がると言う経験は少ないと思います。

●内発的モチベーションとは

内発的動機とは、自己成長・好奇心・関心 など個人の内発的な要因だと言われています。「〇〇大学に行って〇〇を学んで、将来〇〇がしたい」などが良い例です。内発的モチベーションは持続性があり、自ら進んで行動する意欲を掻き立てます。また、内発的動機に基づく行動は、創造性が高く発揮されると言われています。また、内発的動機は成功体験や達成感で高められると言われています。小さなことでも、成功体験を積んでいくことが大切です。

この2つを学習や、お子様達のその後の人生に活かすとすると、外発的動機と内発的動機を上手く組み合わせて、目標達成を促しつつ、中長期的な視点で見た時に、内発的動機の成長を促すことがベストだと思います。

少し抽象的な話にはなりましたが、ご家庭でご活用いただけそうでしたら幸いです。

高木

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